今年の4月、桜の花が咲くころ、慶應義塾大学の会合に出席した時、
なつかしのキャンパス内を歩いた。
地震大国である日本にあって、関東大震災や戦災をのりこえてきた
今も東京に残る近代日本の名建築としても存在する、
重要文化財「慶應義塾図書館旧館」は改修中だった。
囲いで覆われ、旧図書館全体の姿をしばらく目にすることができなくなっていた。
煉瓦建築は、地震国である日本で、明治・大正までの期間しか造られず、
その後の災害などで多くは現存していない。
したがって、この図書館(旧館)は、日本人によって設計された
明治末年の西洋建築として稀少な建造物である。
旧図書館の建物は重要文化財に指定されており
外観などの保存も求められるので、今回の工事では
外観などにできるだけ影響を及ぼさないよう
特殊な工法がされ、建物の外観などをほぼ変えることなく
耐震性を高めることができる、という。
館内にあるステンドグラスが特に好きだった。
ここにある格言
「ペンは剣よりも強し」
なつかしのキャンパス内を歩いた。
地震大国である日本にあって、関東大震災や戦災をのりこ
今も東京に残る近代日本の名建築としても存在する、
重要文化財「慶應義塾図書館旧館」は改修中だった。
囲いで覆われ、旧図書館全体の姿をしばらく目にすることができなくなっていた。
煉瓦建築は、地震国である日本で、明治・大正までの期間しか造られず、
その後の災害などで多くは現存していない。
したがって、この図書館(旧館)は、日本人によって設計された
明治末年の西洋建築として稀少な建造物である。
旧図書館の建物は重要文化財に指定されており
外観などの保存も求められるので、今回の工事では
外観などにできるだけ影響を及ぼさないよう
特殊な工法がされ、建物の外観などをほぼ変えることなく
耐震性を高めることができる、という。
館内にあるステンドグラスが特に好きだった。
ここにある格言
「ペンは剣よりも強し」
(英: The pen is mightier than the sword
羅: Calamus Gladio Fortior)」
つまり、
「独立した報道機関などの思考・言論・著述・情報の伝達は、
直接的な暴力よりも人々に影響力がある」ということをたとえた
格言がラテン語で記されていた。
権力に屈しない慶應義塾の精神を現している。
以前に内部を見ることができる機会があったが、
ステンドグラス写真を撮っていなかった。
完成は2019年4月30日の予定。
改修が終了したら、内部を改めて見学したい、と思っている。